【自分用メモ】歌詞考察:仮面舞踏会(少年隊)/歴代デビュー曲ラブソング写経会①

 

自担のデビュー曲『初心LOVE』(2021/11/12発売♡)を味わい尽くしたくて、ジャニーズ歴代デビュー曲のラブソングの歌詞の写経を始めました。

一個一個写経した感想、歌詞の考察?を残しておいて後でまとめたいな〜と思ったのですが、140字に収まらないほど長くなりそうなのと、あとで探したとき見つからなくなりそうだったので、超自分用メモの状態ですが、ブログに上げとこうと思います。

 

なお、直接の引用はありませんが、補助線として『現代思想 9月号 〈恋愛〉の現在』に収録の「ロマンティックラブ・イデオロギーというゾンビ」(谷本奈穂)「二一世紀のラブソング 現代日本ポップソングの恋愛表象についての一考察」(中條千晴)の両氏の論を参考にしています!とっても面白かったです。

 

 

 

仮面舞踏会(少年隊)1985年

作詞・ちあき哲也 作曲・筒美京平

 

歌詞↓

 

※↓今回はわりとセクシャルな描写を含みます!


全体的になんとなくアダルティ〜な香りがするが…よく聞くけど歌詞の中身をみっちり聞いたことなかったな。


◎気になる歌詞の内容

・「かりそめの一夜」

→正式に付き合ってたりする関係ではなさそう


・「WAKE UP DESIRE」

→直訳すると「目覚めろ 欲望」になるのかな

やっぱわりとアダルトよな


・「俺だけを見つめてくれよ 永遠に」

→やはり現状、相手は主人公のことだけを好いているわけではないのよな

奔放なひとなのか、他に相手がいる人なのか

でも序盤に「悩める聖母」って言ってるから奔放なわけではないのかな。となると後者か


◎ざっくり内容まとめ


◆相手は、好きって言っちゃいけないような立場の人(I LOVE YOU NO,NO,NO)で、おそらく、他に相手がいる人(「俺だけを見つめてくれよ永遠に…」とわざわざ願う)


◆ただ相手も自分に対して揺れてはいて(悩める聖母)、どうにか気持ちを出さないようにしている(シャイな言い訳・むきに眉をひそめる)

 


◆そんな相手と一夜を共にするのを、お互い素性を隠して踊る仮面舞踏会に例えた話??


・仮面舞踏会…素性を隠して踊る、今日だけはその立場を忘れて、誰にもバレない(「迷い込んだ幻想」「時を止めた楽園」)

 

◆関係性・行為の進行

かりそめの一夜を踊る(暗喩?)

→「こんなにも感じているじゃないか」

→かりそめの輪舞を踊る※

→「爪の尖まで愛で満たされて」の紅潮…

→「あまく香る瞬間」「絹のドレスひろげれば」…これはもう…

→「BABY COME ON DON’T STOP THE MUSIC」リズムも大きく変わるし、ここもう理性が止められなくなった!というタイミングなのかな

→「いっそX・T・C 俺とX・T・C」


※ロンド…主題が何度も繰り返される形式の楽曲

 


◆「魔性のリズム」の前が「ゆれて」→「じれて」→「とけて」になって進行していくのがめちゃくちゃセクシーだね!!!